高校入学から約半月 もう「落ちこぼれ」だって?

2018年04月22日(日)06時00分
                 
俺には、子どもは居ない。生涯独身だ。

今回の記事は、知人からの話。

親御さんの憂鬱みたいなもの。

記事を書くにあたり、ちょいと調べてみた。

俺が高校に入学したのは、三十数年前。

その頃は、和歌山市内の公立中学校は、「北学区」と「南学区」に分かれていた。

その学区撤廃が行われたのが、2003年度からだったようだ。

ネット検索したところ、地元ではなく、2008年8月の「高知民報」の記事がヒットした。

リンクを張っておく

学区撤廃の行方 和歌山県からの報告 ①2003年トップダウンで全県1区に
【魚拓】学区撤廃の行方 和歌山県からの報告 ①2003年トップダウンで全県1区に

学区撤廃の行方 和歌山県からの報告 ②学校間格差 二極化拡大
【魚拓】学区撤廃の行方 和歌山県からの報告 ②学校間格差 二極化拡大

約10年前の記事だから、統廃合されている学校もあれば、名称が変わっている学校もあるが、そこは、読み替えてもらえればと。

記事には、「進学校」、「困難校」と書かれているが、実際には、どちらにも属さない「中間校」もある。

知人の息子さんは、今、電車(JR)と、自転車2台で、高校に通学しているとのこと。

貴志川線で和歌山駅を経由するより、時間短縮できるようだ。

自宅から、自転車で20分程度、JR線の最寄り駅まで行き、電車に乗る。

そして、学校の最寄り駅から、自転車で10分程度、高校に行くという通学をしていると。

「大変だねぇ」と言うしかない。

でも、もっと大変なのは、入学して、まだ半月なのに、もう、授業に付いていけない状況に陥っているとの話。

最終的に、志望校を決めるのは、受験生自身だが、中学校としては、どこかに押し込みたいと思うだろう。

「頑張ったら受かる」と言われ、頑張って受かったのが、その高校。

県教委が公開している、「平成30年度 和歌山県立高等学校入学者選抜実施状況」という資料がある。(魚拓

「高知民報」の記事にある、困難校は、今年、定員割れになっている。

県教委の資料では、受験生全員合格という結果になっている。

たったの2週間で、「自転車スマホ」、「自転車二人乗り」、「(自転車)喫煙」、日常茶飯事と言えば、そうなのだが、今年もそういう光景を何度も見ている。

歩いてでも通学できそうな場所に、そういう高校があるが、絶対に、そこだけは行きたくないと言ったらしい。

三十数年前と比較するのは、申し訳ないが、俺もそうだった。

選択ミスに気付いたのは、高校に合格し、入学手続き時に出された宿題を見た時だった。

高校受験レベルの宿題ではない。

なんじゃこりゃ…レベルの宿題。

今は、底辺人生だが、俺の底辺の出発点は、中学生の頃だったんじゃないかと。

中学2年生時点で、授業に付いていけていなかった。

個々の教科で、何がわからないのか?ではなく、何がわからないのかすらわからない状況だった。

高校受験の3ヶ月前から通い始めた、学習塾が救ってくれたような記憶がある。

もう既に、廃業しているが。

俺の場合、両親が進学校から大学に進学していたし、知人も進学校から大学に進学していた。

似て非なる状況とは思えない。

異なることといえば、中学校時代の成績。

俺は、中学校の進路指導の先生に、こう言われた。「受かる可能性はないに等しい」と。

知人の息子さんは、「滑り止めの私学の進学校に受かっているから、大丈夫。」と。

俺は、滑り止めの私学にも滑った。(笑)

今は、高校受験時の点数の開示というものがあるようだが、俺の時は、その高校に何位で合格したかを教えてくれた。

それは、今でも覚えている。

合格者全体の下から2番目という成績で入学し、単位不足で、卒業式に出席させてもらえず、後日、2人だけの卒業式というのを、校長室でやってくれた。

もう1人は、親御さんだけが出席し、異様な雰囲気だったことは覚えている。

当然、進学先も就職先も決まっていない状態で。

俺が、知人にアドバイスできることはない。

4月に、五月病になってる状況だもんな。

自己責任と言ってしまえば、それまでだが、子を持つ親って、大変だな…と。

ちなみに、高校入学時に、学校に支払ったお金(入学金・制服・教科書・PTA等々)と、通学に必要な自転車2台や通学定期券などの総額は、知人の給料の1ヶ月分を軽く超える金額だったとの話。

知人は、県ではなく、府の職員。地方公務員って職業だな。

大変だね。

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         (最終更新:2018年04月23日(月)17時55分)
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