パーキング・パーミット(障害者用の駐車スペース向けの許可証)制度

2015年01月22日(木)08時00分
                 
「パーキング・パーミット制度」、聞き慣れない言葉だが、和歌山県が、来年1月から、これを導入するらしい。

来年1月って、遅くないか?って気もしなくもないが、そもそも、 パーキング・パーミット制度とは…?

Wikipediaによると、パーキングパーミット(Parking permit)とは、身体障害者用駐車場を利用する際、利用許可証を発行する制度である。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88

国土交通省の資料によると、
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」により、一定規模以上の施設の新設の際には、車いすで利用できる幅の広い障害者等用駐車スペースの設置が義務づけられているが、当該駐車スペースに障害のない人が駐車し、障害のある人(障害者、高齢者、妊産婦、けが人等 以下、「障害者等」という。)の円滑な利用が阻害されている実態や異なる障害を有する当事者を念頭に置いた場合、当該駐車スペースが必ずしも質・量において十分に利用しやすいものとなっていない実態があるとの指摘がある。

つまり、ショッピングセンターやコンビニ等の駐車場の、いわゆる障がい者専用スペースに、健常者が堂々と駐車しているのは、如何なものか?ということだろう。

某イオンモールは、店舗独自で、そういう取り組みを早い段階からやっていたが、県が、法整備をして、対策に乗り出そうとしているようだ。

ただ、先程の資料には、こういう記載もある。

【メリット】
・利用対象者が明確化されること
・利用対象者以外の者による利用がある程度減少すること
・地方公共団体による公的な仕組みであること
 
【デメリット】
・必ずしも幅の広い駐車スペースを必要としない利用対象者を広く対象としているため、広いスペースが必ず必要な車いす使用者等が結果として駐めづらくなったとの評価もあること(全体の駐車スペースを増やすことが困難であることも背景)
・利用対象者の要件を満たさない一部の高齢者等は、仮に足腰が弱い等の事情があっても使えなくなること
・公的ではあっても任意の仕組みであり、強制力はないこと
・仕組みの創設、運用に一定の公的コストを要すること  

http://www.mlit.go.jp/common/000143877.pdf 

果たして、この制度が、和歌山県で根付くのか?

自分さえ良ければ…とか、ちょっとだけだから…とかで、効果があるのかないのかみたいな。
下手すりゃ、堂々と、「頭が悪いので、意味がわかりません」という輩が出てくるかもしれない。

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佐賀県から全国に広がるパーキングパーミット制度
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障害者駐車場に許可証発行へ

スーパーなどの駐車場で体の不自由な人が車を止める場所を確保できるよう和歌山県は障害者用の駐車スペース向けに許可証を発行する新しい制度を来年1月から導入することになりました。
障害者用の駐車スペースには障害のない人が車を止めていることも多いのが実情ですが、スーパーなどからは「外から見ただけでは障害者かどうか分からない場合もあり、車を止めないように声がけするのが難しい」という声が上がっていました。
このため和歌山県はスーパーやコンビニなどと協定を結んだ上で、こうした場所の障害者用の駐車スペースに止めるためには県が交付した許可証が必要となる新しい制度を導入することを決めました。
制度に罰則はありませんが、許可証の提示を求めることでマナー違反の車が減り、障害者向け駐車スペースの確保につながると県では話しています。
新しい制度の導入について、和歌山県身体障害者連盟の中嶋克幸事務局長は、「健常者の方が障害者用の駐車スペースに車を止めていて、困っているという声が障害者から上がっていた。新しい制度でモラルが改善し、健常者も障害者も互いに住みやすい社会になってほしい」と話していました。
国土交通省によりますと、この制度は9年前に佐賀県で始まり、現在、全国31の府県と3つの市で導入されているということです。
01月21日 19時25分

 

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         (最終更新:2017年09月12日(火)23時16分)
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